富田林ラグビースクール

◆スクールの沿革と指導方針

★スクールの沿革

富田林市体育協会ラグビーフットボール連盟主催
富田林ラグビースクール
(ジャージと同配色のスクール旗)

1984年富田林にて設立、当初はスクール生僅か数名からスタートしました。

★スクールの方針

 ラグビースクールは優秀なラグビー選手を育成することを目的に作られたわけではありません。
あくまでもラグビーというスポーツを通じて心身ともに健全な青少年を育成することをめざしています。
昔からラグビー精神について語る際に引用される有名な言葉が3つあります。

●1つ目は “all for one、One for all” です。
日本語に直せば「1人のための全員、全員のための1人」とでも訳すのでしようか。
ラグビーは相手陣地にトライをすることにより得点することができます。
そのためには全員が力を合わせてプレーすることが大切です。
誰かがトライするためのボールを獲得するために相手チームの選手と激しくぶつかり合う選手、
タックルして地面に倒れる選手もいます。
でもそれはみんなのため、そして自分のチームのためです。
1人の選手にトライさせるためみんなで力をあわせる。そしてプレーしている各自は味方チームのために動く。
  “all for one、One for all” とはそういった精神です。
1人のスター選手がいるチームより協調性のある9人がそろったチームの方が長い目で見れば強くなります。
富田林ラグビースクールの子供達はみんなそういった協調性のある9人のプレイヤーになってほしいと思います。

●2つ目は “No side” の精神です。
ラグビーでゲームが終わる時レフリーは笛を吹き「ノーサイド」と叫びます。
「タイムアップ」でも「ゲームセット」でもありません。
これは体をぶつけ合って激しく戦った相手とでも、ゲームが終われば敵も味方もなくお互いの健闘をたたえあおうという精神です。
つまりゲームが終わりこれで敵サイドも味方サイドもなくなりました。というのがノーサイドの笛です。
富田林ラグビースクールは大阪府下のラグビースクールだけではなく、兵庫県、奈良県、和歌山県といった近隣の県のスクール
とも仲良く交流試合を行っていますが、こういったゲームを通じてお互いの健闘をたたえ、友情を確認するような人間になってほしい
と思います。

●3つめはキャプテンシーを大切にするということです。
ラグビーはひとたひゲームが始まるとハーフタイム以外の時間は選手と接触し指示、指導することができません。
この点が他の団体スポーツと大きく異なる点です。これが選手の判断力や自主性を養いチームワークを育てるのに大きく役立ちます。
その延長線上において、例えば夏合宿では高学年が低学年の子供の面倒を見るようにして、できるだけ大人が介在しないようにし
ています。
それによって子供たちが自立心を持ち、相互扶助の精神を身につければと願っています。

 最後に、本スクールの創設者であり初代校長の北辻修司先生がいつも言われる2つのことが、富田林ラグビースクールの指導方針の特徴といえると思います。

1つ目は、練習に出て来た時、帰るとき、「こんにちは」「さようなら」のあいさつがきっちりできる子供になれということ。

2つめは「ゲームに勝ちたいと思ってラグビーをやれ。」ということです。

次の試合に勝とうと思ってがんばって練習する、もし負けたら「次こそはきっと勝とう」と思ってもっとがんばる。
それの繰り返しによって、チームワークがはぐくまれ、心身ともによりたくましい子供に成長することができるはずです。
その結果は、相手のあることですからいつも満足できるわけではありませんが、「勝つためにがんばっているプロセス」を指導員は
評価しています。
そのためにも練習は休まずに参加し、「もっとうまくなろう、次の試合に勝とう。」と思ってがんばって練習してほしいと思います。

子供達そしてご父母の富田林ラグビースクールへのご参加をお待ち申し上げております。

2001年9月  監督 記

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